「JE1.16 ネザーアップデート」がついにリリースされた。
ネザーアップデートは同日Xbox One、PlayStation4、Nintendo Switch、iOS、Android、Windows10でもJava版リリースされる。
溶岩に落ちる準備はいいですか?
— Minecraft Japan (@minecraftjapan) June 18, 2020
ネザー アップデートは 6月24日 (日本時間) に
Xbox One、PlayStation 4、Nintendo Switch、iOS、Android、Windows 10
でリリース予定です🎉
Windows、Mac OS、LinuxでのJava版も同日にリリース予定!
詳細はこちら!https://t.co/rbyayoAiSf pic.twitter.com/lInSqF0axt
ネザーにバイオームが追加され、新しいmobやブロックの追加が行われた今回のアップデート。
本当にネザーは「住んで、リスポーンして、食料を得られる場所」になったのだろうか。
早速新要素を確認してみた。
新バイオーム「Basalt Deltas」がお出迎え

装備を整えネザーに飛び込むと、いつもの赤い景色ではなくパーティクルの舞い散る黒灰色の山岳地帯に出た。Besalt Deltasという火山バイオームは、Besaltの名前の通り玄武岩が地形を作っている。
険しくゴツゴツとした地形はネザーの厳しい環境のひとつとして相応しく、一歩踏み外すと遥か下には灼熱の溶岩が待ちうけている。
主な構成ブロックである玄武岩は爆発耐性がある他、クラフトによって磨かれた玄武岩となり建材に適する。
ネザーにも木が生えるようになった

こちらは深紅の木が立ち並ぶCrimson Forest。木の幹は真っ赤であるが、通常の木材と同様に使用できる。地面には怪しげなキノコが生え、ピグリンとホグリンがスポーンするのもこのバイオーム。

そしてこちらはCrimson Forestの青い亜種、Warped Forest。ケバケバしい色のこのバイオームはなんだか人工的な着色を連想させる。地面のブロックは土のようにもみえるが、ナイリウムというブロックであり、菌糸ブロックに近いものである。
追加されたバイオームまとめ
Basalt Deltas
・玄武岩やブラックストーンで構成される火山バイオーム。灰色のパーティクルが舞っているが、他のバイオームと比べてやや視界が良い。
・ストライダー、ガスト、マグマキューブがスポーンする。マグマキューブの出現頻度が高い。
・砦の遺構は生成されない。
・ネザーラックの量が少ないため、鉱石が生成される確率が高い。
Crimson Forest
・深紅の木が密集しているバイオーム。赤い霧がかかっている。
・ゾンビピグリン、ピグリン、ホグリン、ストライダーがスポーンする。
・砦の遺跡やネザー要塞が生成される。
Warped Forest
・青い木が密集しているバイオーム。青い霧がかかっている。
・エンダーマン、ストライダーがスポーンする。(敵対mobがスポーンしない)
・ネザーで最も生成頻度が低い。
Soul Sand Valley
・洞窟状でソウルサンドとソウルソイル、砂利で構成される。青い炎が登場し、化石が生成される。霧の色はシアン。
・ネザー金鉱石、ネザークォーツ、古代の残骸も生成される。
・スケルトン、ガスト、エンダーマン、ストライダーがスポーンする
追加された構造物まとめ
玄武岩の柱
・Soul Sand Valleyで天井から地面または溶岩上まで伸びる太さ1~3の玄武岩の柱。
ネザーの化石
・Soul Sand Valleyに生成される化石状の構造物。
砦の遺跡
・Basalt Deltas以外で生成される大型の構造物。
・橋、ホグリンの小屋、住居、宝物部屋が生成される。
・マグマキューブのスポナーと金ブロックで構成される戦利品エリアがあり、1つまたは2つのチェストが生成される。
・新しい旗の模様やレコードが入手できる。
荒廃したポータル
・ネザーにもオーバーワールドにも生成される、破損したネザーポータルの遺跡。
・海中や地中だけでなく洞窟の中に生成されることもあり、13種類が存在する。
新Mobをチェック


新たな構造物の砦の遺構でピグリンと初対面した。
ピグリンとは物々交換が可能で、金インゴットで右クリックすることで代わりにピグリンがアイテムを落とす。今のところ村人のようにUIは用意されていない。
中立mobのため、間違って左クリックするとたちまち殺されてしまう。
牙のあるブタのようなホグリンは敵対mobだが豚の生肉や革をドロップし、ネザー産の貴重な食糧となる。
なお、ホグリンがゾンビ化したゾグリンというmobも追加された。
溶岩の上には新Mobのストライダーがいた。ストライダーは友好的mobで、大人の個体に鞍を取り付けることで溶岩の上を移動できるようになる。操作には新アイテムのキノコ付きの棒が必要だ。

ゾンビピグリン(旧称ゾンビピッグマン)が乗っていることもあるようだ。最初から鞍がついていてお得感があるが、下手に奪うと敵対してしまう。
新しい装備が追加

ネザーで「古代の残骸」の残骸ブロックが生成されるようになり、ネザライトという新素材が追加された。新素材の追加はバージョン0.31で金、鉄、ダイヤモンドが追加されて以来初めてのことだ。
ツールや防具の作成方法はやや煩雑で、「古代の残骸」を鍛錬して「ネザライトの欠片」を生成し、更に金インゴットとクラフトしてネザライトインゴットにした後、鍛冶台でダイヤモンド装備と掛け合わせる必要がある。
ネザライトツールは溶岩で燃えず、溶岩に浮くようになっている。
効率や耐久性能はダイヤモンドツールよりも良い。
新しい要素を持つブロック

新色の木材や建材ブロックだけでなく、新しい要素を持つブロックも追加された。
リスポーンアンカー
一番左の深紫色のブロックはネザーでプレイヤーのリスポーン地点を設定するためのブロックだ。
ベッドと違い復活回数には限りがあり、グロウストーンをもって右クリックすることで回数をチャージすることができる。ディスペンサーでもチャージ可能。
このブロックはオーバーワールドやエンドで使用すると爆発する。
的ブロック
一番右側のブロックは「的」ブロックだ。
矢などの発射物を命中させることでレッドストーン信号を出力し、中心への近さによって信号強度が可変する。
仕掛けの作成に役立ちそうなブロックである。
ロードストーン
中央のブロックはロードストーン。設置したロードストーンをコンパスでクリックすると、そのコンパスにはエンチャントのエフェクトが付き、クリックしたロードストーンを指し示すようになる。
ロードストーンが破壊されたり、他のディメンションに移動すると、コンパスは正しい方角を指し示さなくなる。
他にも、新色の光源が追加されたり、階段、ハーフブロックを含む建材も追加されている。サバイバルだけでなくクリエイティブモードで建築をする人にもうれしいアップデートだろう。
その他の要素の追加と変更
コマンドは/attributeと/locatebiomeが追加された。
/attributeコマンドは属性の設定や取得に使用することができ、/locatebiomeは特定のバイオームを探すために使用することができる。
タグや要素の変更追加は多岐に渡るため、詳しいアップデート全容は公式wikiを参照してほしい。
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